大東市立総合福祉センター

聴覚障害者問題学習会 「聴導犬とともに~社会参加してみてわかったこと~」

特定非営利法人MAMIEの安藤美紀さんをお迎えして、聴導犬について講演をしていただきました。聴導犬のレオンとアーミ、そして安藤さんの息子さんでありシンガーでもある安藤一成さんも来て下さいました!

『聴導犬って…』 

 聴導犬についてご存知ですか?聞いたことはあるけど…、盲導犬と介助犬とどう違うの?など詳しくは知らない方がたくさんいらっしゃると思います。聴導犬とは耳の不自由な人をサポートする補助犬です。”聴導犬”と書かれたオレンジ色のケープを身につけています。玄関のチャイム音・目覚まし時計の音・赤ちゃんの泣き声などを聞き分けて教えます。
また、聴導犬のもう一つの役割は「聴覚障がい者であること」を周囲に知ってもらうことです。
聴覚障がい者は見た目では障害があることが分かりません。聴導犬と一緒にることでわかってもらえることがあります。聴導犬や盲導犬、介助犬はペットではありません、障害のある人の大切なパートナーです。

  今回の問題学習会では特定非営利法人MAMIEの代表である安藤美紀さんに聴導犬とともに社会参加して経験したことや、インクルーシブコミュニケーションについて講演していただきました。※インクルーシブコミュニケーションとは…相手の障害を受け入れ、お互い寄り添って共に解決していくということ。

実際の聴導犬のお仕事を再現!朝の目覚まし時計の音を聞いて起こしてくれるところを見せて下さいました!ユーザーが起きるまで一生懸命起こしてくれます。


携帯電話が鳴っている時もすぐに反応し、ユーザーを導いてくれます。
 
最後は安藤一成さんの手話歌「ほじょけんって知ってる?」(一成さん作詞作曲)を披露していただきました。歌詞の中に出てくる手話を事前に教えてもらい、みんなで一緒に手話で楽しく歌いました、会場が一体になりました♪

とても有意義なひと時となりました。安藤美紀さん、一成さん、そして聴導犬のレオン、アーミ 本当にありがとうごさいました!